1. Virtual PC™ 2.1.1 アップデータを起動して Virtual PC アプリケーションをバージョン 2.0/2.0.1 からバージョン 2.1.1 にアップデートします。更新する Virtual PC 2.0 アプリケーションのある場所を指定してください。
2. 更新が完了したら、Virtual PC 2.1.1 を起動します。Windows 95/98 が立ち上がったら、「ウィンドウ」モードで表示します(「フル画面」モードから「ウィンドウ」モードに表示を切り替えるには、command + M を押します)。
3. “VPC211AD.EXE”を Windows 95 のデスクトップにドラッグしてコピーします。
4. VPC211AD" (VPC211AD.EXE) アイコンをダブルクリックして起動します。
メモ:「ウィンドウ」モードに切り替えても Macintosh のデスクトップが見えない時は、Windows 95/98 の画面解像度を Macintosh のそれよりも1段階小さなサイズに設定します。(例:Macintosh の解像度を 832 x 624 に、Windows 95 の解像度を 640 x 480 に設定)
メモ:ファイル“Update”を Windows 95/98 のデスクトップにドラッグした際に“認識できないプロセッサエラーが発生しました。PC をリセットします。”というメッセージが表示されることがあります。これは WinZip の Shell Extension 機能と Virtual PC 2.0 のドラッグ&ドロップ機能が対応していないために起こります。WinZip のこの機能をオフにすれば、WinZip と Virtual PC 2.0 は共存できます。Shell Extension 機能をオフにするには、WinZip アプリケーションを起動し、「Options」メニューから「Explorer Configuration...」を選択します。表示されたダイアログの「Explorer Shell Extension」のチェックを外します。
これは、Virtual PC 2.1 およびそれ以降で修正されたものです。もし、バージョン 2.0 や 2.0.1 からのアップデートの場合には、バージョン 2.1.1 にアップグレードするまで“シェルエクステンション”機能を使用しないください。
・ IBM(R) PC DOS 7
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1. Virtual PCェ 2.1.1 アップデータを起動して Virtual PC アプリケーションをバージョン 2.0/2.0.1 からバージョン 2.1.1 にアップデートします。更新する Virtual PC 2.0 アプリケーションのある場所を指定してください。
PC DOS ドライブイメージに Windows 95 や Windows 98 をインストールする場合は、上記の手順に従ってください。
JIS キーボードをお使いの方(iMac含)は、Windows 95/98 のデフォルトキーボードを「106 日本語(A01) キーボード」に手動で変更する必要があります。
設定の変更するには、
1.「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」→「ハードウェアの追加」を選択し、
2. 自動検出のダイアログボックスで「いいえ、(一覧から選択する)」を選択し、
3. 次にダイアログボックスで「キーボード」を選択し、
4. 「標準キーボード」の「106 日本語(A01) キーボード」に選択し、
5. Windowsを再起動する
Apple 社製 G3 とサードパーティー製の PCI Ethernet カードを使用されている方は、Open Transport バージョン 1.3(Mac OS 8.1 に含まれています)またはそれ以降をご使用ください。
Virtual PC の初期設定において、ビデオオプションで“Macintosh ビデオ解像度の調節”を選択した場合、Virtual PC の表示モードをフル画面と標準サイズウィンドウで切り替えを行って解像度が変更されると、デスクトップ上のアイコンの配置が変わることがあります。この問題は漢字 Talk 7.5、または Mac OS 7 シリーズでのみ発生します。
フルスクリーンモードにおいて表示がちらつく場合は、まず Windows 98 を希望する解像度に設定し、Virtual PC ビデオ設定の“Macintosh ビデオ解像度の調節”をチェックしてください。次に、フルスクリーンモードに切り替えてください。これでもちらついている場合は、“モニタ&サウンド”コントロールパネルで解像度は同じで周波数が異なる設定にしてみてください(例:800 x 600 66 Hzの場合、832 x 624 75 Hzに設定してみる等)。
アプリケーションによっては Mac共有フォルダにあるファイルを開けない場合があります。
この場合、そのファイルをC ドライブあるいは D ドライブにコピーすれば開くことができます。
PC ネットワーク環境において、複数のコンピュータで Virtual PC を起動する場合は以下の点にご注意ください。Windows 95 の“ネットワーク”コントロールパネルでの設定において、ユーザー情報が重複しないように正しく設定してください。複数のコンピュータで同じ名前を使用すると Windows ネットワークエラー #38 が発生します。
Virtual PC がエミュレートしているクロックチップは、うるう年を正しく認識するようになりました。しかし、通常は Virtual PC が起動する度に Virtual PC Windows95/98 統合機能が常に Macintosh の時計と同期させるため、問題はありません。DOS と Windows 95/98/NT でも、これは正しく動作します。つまり Virtual PC 2.1.1 は、Y2K のテストプログラム、つまり BIOS 経由(クロックチップから時間を読み取ります) およびクロックチップに直接アクセスする場合の両方おいて、問題なくパスするようになったということです。
Virtual PC は、Y2K テストプログラムにあるいくつかの自己書き換え型プログラムも正しく動作するようになりました。
Macintosh のフォルダを共有しているときやドラッグ&ドロップを使用している時に、データが COM ポートに送られるという Fshare32.vxd (バージョン 2.1)の問題は修正されました。これは、プログラムが COM ポートを使用しているときの割り込みの問題で、モデムの使用時というケースがいくつか報告されています。
バージョン 2.1 での修正点:
仮想記憶および RAM Doubler との互換性が向上しました。
Macintosh 版 AfterDark で、Vritual PC の使用中に、パスワードが入力できない、およびファイルメニューにアクセスできないという問題が修正されました。